2025年6月6日(金)、株式会社 自研センター様でハイスピードカメラの勉強会を開催させていただきました。
自研センター様は、自動車の修理や損害調査に携わる方々の知識・技能の向上を支援する情報提供を行っているほか、合理的な修理技術や先進安全技術の調査研究を行っている企業です。
独自の衝突実験設備を所有しており、ナックイメージテクノロジーからはハイスピードカメラのMEMRECAM MXやQ1m、MESSRING社製照明器具 M=LIGHTなどをご導入いただいております。
このたび、撮影技術の基礎やハイスピードカメラの撮影方法を通じて、新たな気づきを得ていただくためのきっかけをご提供するため、ナックイメージテクノロジーの社員が講師を務める勉強会を開催させていただきました。
1時間目は、営業技術グループ 松村によるハイスピードカメラの基礎知識に関する座学です。
自研センター様からのご参加者は約30名。
事前の社内告知によりご興味をもっていただいたとのことで、多数の部署からお集まりいただきました。
以下のカリキュラムで、画像計測のワークフローを実例を交えてご説明いたしました。
講義の後に設けられた質疑応答時間では何度も手が上がり、実際の撮影を見据えた技術的な質問もいただきました。
2時間目は、衝突実験設備に場所を移し、自動車産業営業部 原田がハイスピードカメラの運用方法を実演形式でお見せしました。
1時間目よりも専門的な内容であるにも関わらず、20名以上の方に引き続きご参加いただきました。
実際に機材を操作し、制御ソフトのインタフェースをご覧いただきながら、機材の運用方法をご説明いたしました。
説明の合間にナックイメージテクノロジーの古いマスコットキャラを紹介したり、講師の弁に熱が入るあまりマニアックな話題に踏み込んでしまったりと波乱万丈な講義ではありましたが、
解散後も数名の社員さんがその場に残り、衝突実験に関する情報提供のご依頼や、今回の勉強会では焦点を当てなかった照明に関するご質問などを多くいただきました。
休憩を挟んで約3時間と、長丁場ではありましたが、ご参加いただいた皆さんは集中力を途切れさせることもなく、実験研究やその機材に関する関心の高さや熱意を強く感じました。
今回の勉強会に関するコメントをいただいたので、その一部をご紹介させていただきます。
「画素や露光時間など、カメラに関する基本的な知識を学ぶことができました。今後は現場でカメラに触れて体験したいです」
「担当業務外のため座学は難しかったものの、実際のカメラ操作を見られたことで理解が深まり、業務への関心が高まりました」
「ハイスピードカメラの多彩な機能を知りました。衝突実験以外にも、自動車の復元修理作業分野といった部門を超えた運用や、レンタル・受託計測の選択肢を活用するなど、社内業務への応用が期待されます」
「撮影した映像は説得力のある資料になると感じました。また、当社が実施する研修や、関係先への情報提供など、多方面へ利用できる可能性もあります」
この勉強会が、自研センター様のお仕事のご一助になれれば幸いです。
株式会社 自研センター様、ありがとうございました。
ナックイメージテクノロジーは今後、以下のイベントにも出展します。ご参加のイベントがあれば、ぜひ、弊社ブースへお立ち寄りください。
イベント名 |
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開催日時 |
2025年7月9日(水)ー 11日(金) |
会場 |
幕張メッセ |
イベント名 |
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開催日時 |
2025年7月16日(水)ー 18日(金) |
会場 |
愛知国際展示場 |
ナックイメージテクノロジーが出展した展示会、学会の出展レポートです。もし、ご興味があればこちらも合わせてご覧ください。